★2月18日(木)プログラム★

★2月18日(木)プログラム★

第8回恵比寿映像祭では、ゆっくり映像作品と向き合える空間が、作品に合わせて考えられています。ジョウ・タオ≪青と赤≫の作品の前に設置された網の意味とは?会場にて作品を鑑賞しながら見つけてみください!

ジョウ・タオ≪青と赤≫2014より

【ラウンジトーク/ザ・ガーデンホール】
13:45~
クワクボリョウタ

1971年栃木県生まれ。アーティスト/情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 准教授。デジタルとアナログ、人間と機械、情報の送り手と受け手など、さまざまな境界線上で生じる事象をクローズアップする作品によって、「デバイス・アート」とも呼ばれる独自のスタイルを生み出した。《10番目の感傷(点・線・面)》(2010)以降、観る側の体験を紡ぎ出すような作品に着手している。

【上映/恵比寿ガーデンシネマ】
11:30~
躍動するアジア-DigiCon6 ASIA

2000年にスタートしたTBS主催によるアジア最大規模のショートフィルム映像祭Digicon6 ASIAからの特別プログラム。将来アジアの映像界を担うであろう、荒削りだが原石の輝きを放つアジア8カ国の才能を紹介する。

★幸洋子《ズドラーストヴィチェ!》2015/5分38秒/日本語(英語字幕付)

★マリエ・トウ、 テッド・キキ、ミッシェル・ウォン《ザ・ボーイ・イン・ザ・ホエールスーツ》2014/8分26秒

★ツリーハウススタジオ(レイ・ウォン、オスカー・シェイ)《香港ステーション》2013/3分3秒

★シッパラッド・クロングラクサ《ザ・フォスター・ペーパー》2015/4分12秒

★頃安祐良《もここの初恋》2014/6分/日本語

★フィルマン・ウィスマラ《プレット》2014/3分33秒/英語(日本語字幕付)

★水越清貴《故障中》2015/2分15秒

★ポウチョウチ《レスキュー》2014/6分

★シェ・ツンリン《ライフスマートフォン》2015/2分48秒

★シューレス・エリオット《魚売りの女》2015/14分52秒

★木畠彩矢香《息ができない》2015/9分35秒

★ウー・キョンミン《ジョニーエクスプレス》2014/5分20秒

http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen11

上映後Q&A
山田亜紀 http://www.yebizo.com/#ar_91

塩田周三 http://www.yebizo.com/#ar_92

15:00~
ふたつの文化-リティ・パン《フランスは我等が故国》

リティ・パン《フランスは我等が故国》 2015/75分/フランス語(英語字幕付)協力:山形国際ドキュメンタリー映画祭

20世紀初頭のアーカイヴァルフッテージから浮かび上がるフランスの旧植民地インドシナの支配と暴力の記憶/記録。フランスとカンボジアに市民権を持つ映画作家リティ・パンがふたつの文化が出会ってしまった歴史、時間や記憶を考察する。http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen10

18:30~
内戦を生き延びたカンボジア映画《12人姉妹》


リー・ブン・イム《12人姉妹》1968/100分/タイ語(オリジナル:カンボジア語)(日本語字幕付) 【プログラマー:鈴木伸和(株式会社東京光音)】
協力:株式会社東京光音、大阪アジアン映画祭、Berlinale Forum 1968年に製作され、長い内戦で失われなかった数少ないカンボジア映画黄金期の作品。G・メリエスを意識した特殊効果と、カンボジアの民話が融合したファンタジー映画。今回の上映のために日本でデジタル化予定。

http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen9

上映後Q&A
鈴木伸和 http://www.yebizo.com/#ar_50

【ガイドツアー/ザ・ガーデンホール】
18:30~
メイン会場とクワクボリョウタの新作インスタレーションを観る!ガイドツアー

[会場]ザ・ガーデンホール → 日仏会館ギャラリー

****************************************************************************

★★2/16(火)18:30~シャンタル・アケルマン≪No Home Movie≫チケット完売のお知らせ★★

2/16(火)18:30~シャンタル・アケルマン≪No Home Movie≫は好評につき、チケット完売いたしました。

*****************************************************************************

YEBIZOレポート05

YEBIZOレポート05

上映後Q&A: 澤崎賢一/エマニュエル・マレス@恵比寿ガーデンシネマ (2/15)

ジル・クレマン ドキュメンタリー《動いている庭》の澤崎賢一監督、企画をしたエマニュエル・マレス氏に、第8回恵比寿映像祭テーマ「動いている庭」と関連して、今回のドキュメンタリー作品の制作・上映となったいきさつについてお話しいただきました。

最初は記録としてクレマン氏をフランスで撮影し始めた澤崎賢一監督。クレマンさんの「逆らわないように、寄り添うように」という言葉に従って、撮影・制作しようと工夫されたというお話をしていただきました。

今回のドキュメンタリーの中で一番伝えたかったのは、クレマン氏が庭を手入れする様子だと語るエマニュエル・マレス氏。なんでもない作業をしているように見えても、実は植物のことを知り尽くしていないとできないことだそう。フランスの伝統的な庭造りでもなく、特定の文化に限定されないクレマン氏の作庭の手法は、どの国や土地でも実践できる庭のあり方ではないかと語られていました。

*****************************************************************************

★★本日、2月16日(火)のオフサイト展示は、機材調整のため中止いたします★★

本日恵比寿ガーデンプレイス センター広場で開催予定のオフサイト展示・中谷芙二子《霧の庭“ルイジアナのために”》は、機材調整のため中止いたします。

Offsite Project NAKAYA Fujiko, Fog Garden “For Louisiana” at Center Square, Yebisu Garden Place, has been canceled today due to equipment adjustment.

******************************************************************************************************

YEBIZOレポート04

YEBIZOレポート04

【満員御礼!】2/14(日)ベン・ラッセル監督「快楽の園」三部作上映、映像パフォーマンスには沢山の方にお越しいただきました!上映後のトークも大いに盛り上がりました!

映像と音楽を即興で生み出すベン・ラッセル監督の様子(上)

上映後Q&Aのベン・ラッセル監督の様子(下)

ベン・ラッセル監督「快楽の園」三部作上映は2/19(金)11:30~が最後です、是非お見逃しなく!!

*******************************************************************************

★2月17日(水)プログラム★

★2月17日(水)プログラム★

第8回恵比寿映像祭も残すところあと4日。17日は、地域連携プログラム提携先のNADiff a/p/a/r/tから中ザワヒデキ氏を迎えラウンジトークを開催予定です。「荒れ地の先へ─短編アニメーション」上映後、出品作家 小野ハナさんと水江未来さんもう予定です。お見逃しなく!

沢山の映像作品の中、会場中央に配されたインスタレーションの様子。

【ラウンジトーク/ザ・ガーデンホール】
13:45~
中ザワヒデキ[地域連携プログラム NADiff a/p/a/r/t]
美術家。1963年、新潟県生まれ。千葉大学医学部卒。1983-1989年:アクリル画。1990-1996年:バカCG。1997-2005年:方法絵画。2006年以降:本格絵画。宣言「方法主義宣言」「新・方法主義宣言」。特許「三次元グラフィックス編集装置」。著書『近代美術史テキスト』『西洋画人列伝』『現代美術史日本篇1945-2014』。VOCA2003奨励賞。第19回文化庁メディア芸術祭審査委員。

【上映/恵比寿ガーデンシネマ】

11:30~
《トラブルメイカーズ ランドアートの話》アジアプレミア

ジェームズ・クランプ《トラブルメイカーズ ランド・アートの話》 2015/72分/英語(日本語字幕付)

http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen3

15:00~
荒れ地の先へ─短編アニメーション
20-30代の作家を集めた短編アニメーションプログラム。機械や荒廃した都市を描く作品や、絵コンテを描かずに画に導かれたような作品で、自然と人間の関係、作家と生み出されるアニメーションの関係を問う。

★小野ハナ《such a good place to die 》2015/3分13秒

★小野ハナ 新作《あいたたぼっち》2016/11分37秒/日本語

★若林萌《眠れぬ夜の流れ星》2015/8分/日本語(英語字幕付)

★坂元友介《ナポリタンの夜》2015/6分37秒/日本語(英語字幕付)

★ジョシー・マリス《Bendito Machine V -引き金を引け!》2014/11分54秒

★ケイレブ・ウッド《Totem》2013/2分9秒

★デリク・ウィッチャリー、ケイレブ・ウッド《ギッコンバッタン・シーソー》2013/2分13秒

★エリィ・ダーガー《ウェーブ ‘98 》2015/14分50秒/アラビア語(英語・日本語字幕付)

★水江未来《POKER》2014/3分40秒

http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen4

上映後Q&A

小野ハナ http://www.yebizo.com/#ar_26

水江未来 http://www.yebizo.com/#ar_33

18:30~
花園, 林, 城市:現代中国からのヴィデオアート
本プログラムでは80年代生まれの作家による庭や花々をモチーフとした作品から、人の身体や精神とその周辺環境との関係性を、映像を通じて探求する、近年、中国語圏で制作された作品までを紹介する。

★ チェン・ラン《プロスペクト・コテージ》2012/8分31秒/英語(英語・中国語・日本語字幕付)

★ グオ・ホンウェイ《お遊さま》2014/10分56秒/英語・中国語(日本語字幕付)

★ マ・チウシャ《眠り姫》2015/4分45秒

★ ジャン・リャオユエン《水平分布》2005/7分17秒

★ オラファー・エリアソン《あなたを具現化した庭》2013/9分22秒

★ ジョウ・タオ《地熱収集》2012/20分3秒

★ アントン・ヴィドクル&フー・ファン《二つの太陽》2012/24分/中国語・英語(日本語字幕付)

http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen5

【ガイドツアー/ザ・ガーデンホール】
18:30~
メイン会場と中谷芙二子「霧の彫刻」、STUDIO38を巡る!ガイドツアー
[会場]ザ・ガーデンホール → センター広場 → 恵比寿ガーデンプレイスタワー38F

*******************************************************************

YEBIZOレポート03

YEBIZOレポート03

シンポジウム:「ランドアートの話」@日仏会館ホール(2/13)

シンポジウム「ランドアートの話」では、ロバート・スミッソンの話を中心にトークが白熱。ランドアートというアートの潮流が生まれた社会状況やアート業界の状況、映像記録とランドアートの関係性を語り合いました。

小西信之

愛知県立芸術大学教授。研究分野は戦後現代美術。著書に『日本近現代美術史事典』(共著、東京書籍、2007)他。企画展に『ベリーベリーヒューマン』(豊田市美術館と共同企画、2005)。近年の論文に「初期ロバート・スミッソン(1)(2)」「ロバート・スミッソン再起動:彫刻家(1)(2)」(『愛知県立芸術大学紀要』No.41-44, 2012-2015)。

平野千枝子

山梨大学大学院教育学研究科准教授。研究分野はアメリカ戦後美術。著書に『色彩からみる近代美術』(共著、三元社、2013)、『20世紀の思想経験』(共著、法政大学出版局、2013年)他。論文に「樹木と結晶 スミッソンとマッタ=クラークの自然」(『山梨大学教育人間科学部紀要』16巻、2015)他。

上崎千

1974年神奈川県生まれ、東京都在住。ポストモダニズム期における諸芸術の非ミュージアム的な在り方(表現が必ずしも「作品」として結実せず、言語と資料体との間に「思考」として堆積すること)、すなわち諸芸術のアーカイヴ的な在り方に関心がある。慶應義塾大学アート・センター所員。

************************************************************************

YEBIZOレポート02

YEBIZOレポート02

ヨアン・ヘームスケルク(JODI)@ラウンジトーク(2/13)
ディルク・パースマンとヨアン・ヘームスケルクの2人からなるアート・ユニット、JODI。90年台より既存のヴィデオゲームやソフトウェアを使い、インターネットやコンピューター世界の構造を解体・再構築することで、それを視覚化し、顕在化させるネット・アートをウェブサイトに発表し続けています。通常、公の場で話すことはないJODIの貴重なトークとなりました。トークでは今まで発表してきた作品から最新作までの様々な作品を紹介してくれました。

ピョトル・ボサツキ@ラウンジトーク(2/14)
楽曲、インスタレーション、アニメーションなど多岐に渡る表現方法で作品を発表しているピョトル・ボサツキ。トークでは、過去の作品とあわせて、その制作の過程について語ってくれました。展示作品《自明の物事》の中で、作家本人によって朗読される明白な意味を持たない言葉について、「‘言語’としての美しさだけが残り、鑑賞者がどうそれを受け取るか興味深い」とも。

上映後Q&A:葉山嶺さん@恵比寿ガーデンシネマ(2/14)
「不在の庭-そして、誰もいなくなったら」から、出品作家のひとり 葉山嶺さんを迎えた上映後Q&Aの様子。野生動物が身近にいたという幼少期の経験や、作品の背景などをお話しいただきました。

******************************************************************************

★★本日、2月15日(月)のオフサイト展示は、機材調整のため中止いたします★★

本日恵比寿ガーデンプレイス センター広場で開催予定のオフサイト展示・中谷芙二子《霧の庭“ルイジアナのために”》は、機材調整のため中止いたします。

Offsite Project NAKAYA Fujiko, Fog Garden “For Louisiana” at Center Square, Yebisu Garden Place, has been canceled today due to equipment adjustment.

★2月16日(火)プログラム★

★2月16日(火)プログラム★

【ラウンジトーク/ザ・ガーデンホール】

13:45~
ラウンジトーク:中島興(ビデオアース東京)
重森弘淹の招きによって東京総合写真専門学校の講師となった中島興が、同校のゼミで1970年代初頭に結成した。当初重森に「幻想ゼミ」と呼ばれたが、中島は「理想ゼミ」と称し、写真ではなくヴィデオによって初めて扱い得るテーマに取り組んだ。新幹線や電車等の公共空間に介入し、即興的な行為を記録する。その作品は、ケーブルテレビで放映された。

【上映/恵比寿ガーデンシネマ】
11:30~
内戦を生き延びたカンボジア映画《12人姉妹》
1968年に製作され、長い内戦で失われなかった数少ないカンボジア映画黄金期の作品。G・メリエスを意識した特殊効果と、カンボジアの民話が融合したファンタジー映画。今回の上映のために日本でデジタル化予定。

リー・ブン・イム《12人姉妹》1968/100分/タイ語(オリジナル:カンボジア語)(日本語字幕付) 【プログラマー:鈴木伸和(株式会社東京光音)】

協力:株式会社東京光音、大阪アジアン映画祭、Berlinale Forum

上映後Q&A
鈴木伸和
1980年東京生まれ、在住。映像アーキヴィスト。2005年から東京国立近代美術館フィルムセンターに勤務した後、2007年より株式会社東京光音にてフィルムの修復を担当。2014年から1年間、文化庁新進芸術家海外研修生としてカンボジアのボパナ視聴覚リ ソースセンターに勤務し、カンボジアに残存している視聴覚資料の調査・保存に従事した。

http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen9

15:00~
ジル・クレマン・ドキュメンタリー《動いている庭》ワールドプレミア
ジル・クレマン氏の提唱する概念「動いている庭」を題材にしつつ、できるだけ合わせるようにして、なるべく逆らうことをしないで、クレマン氏と彼の庭が語りかけるものを詩的なナレーションと記録映像のモタージュによって切り取ったドキュメンタリー映像作品。

澤崎賢一 《動いている庭》 2016/80分(予定)/英語・フランス語・日本語 (日本語字幕付)企画制作:エマニュエル・マレス 、 監修・アドヴァイザー:山内朋

http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen2


18:30~
追悼シャンタル・アケルマン《No Home Movieジャパンプレミア
ポーランド系ユダヤ人である母ナタリーの日常が映しだされ、アウシュヴィッツの生活者であった母の記憶が語られていくアケルマンの最新作にして遺作となった《No Home Movie》。さまざまなアプローチで女性を映しだしてきたアケルマンの原点となる母のポートレートであると同時に、自身の映画史の出発点を探るドキュメンタリー。

シャンタル・アケルマン《No Home Movie》2015/115分/フランス語(英語・日本語字幕付) 協力:アンスティチュ・フランセ日本

上映後Q&A
斉藤綾子
明治学院大学文学部芸術学科教授。映画学博士(UCLA)。専門は映画研究、特に精神分析映画理論、ジェンダー批評。編著に『映画と身体/性』(森話社)、共編著に『映画女優 若尾文子』(みすず書房)、『男たちの絆、ア ジア映画』(平凡社)、共著に『ヴィジュアル・クリティシズム』(玉川大学出版部)、『戦う女たち』(作品社)など。

http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen1

« 前ページへ次ページへ »
Copyright (C) 2008 Tokyo Metropolitan Museum of Photography All Rights Reserved.