第8回恵比寿映像祭の作家作品の詳細が決定いたしました!

第8回恵比寿映像祭の作家作品の詳細が決定いたしましので、
ここにお知らせいたします。

第8回恵比寿映像祭では、恵比寿ガーデンプレイスセンター広場において、
霧の彫刻作品を世界中で発表してきた中谷芙二子氏、
日仏会館ギャラリー会場では、光と影のインスタレーションで知られる
クワクボリョウタ氏によって今回のために制作された作品が登場いたします。

さらに、ヨーロッパ実験映画の先駆、シャンタル・アケルマンの
新作とジル・クレマンのドキュメンタリー《動いている庭》をプレミア上映。
そのほか、ランドアートの代表的存在ロバート・スミッソン、ネットアートの
パイオニアのJODI(ジョディ)、近年国際的に注目を得ている新進作家
ジョウ・タオの作品をはじめ、多様な表現と国際色豊かに映像祭を展開してまいります。

詳細は、ぜひ公式ホームページをご覧ください!

第8回目の総合テーマは、「動いている庭」。フランスの思想家・庭師である
ジル・クレマンが見いだした庭のあり方から着想を得ました。彼は、
人間中心に造形していく庭ではなく、植物が自然発生的につくりあげていく
庭のあり方を提唱し実践してきました。

この「動いている庭」をコンセプトのもと集められた多様な作品を通して、
第8回恵比寿映像祭は、視点を拡張し、視覚を嗅覚や聴覚に置き換え世界を
認識することで、自然(=他者)の存在と視点を浮かび上がらせ、
自然(=他者)とともにつくるオルタナティヴな世界像を模索していきます。

中谷芙二子《潟の太鼓》金沢中央公園 1982[参考図版] NAKAYA Fujiko, Kata-no-taiko , Kanazawa Central Park, 1982 [Reference image] Photo©F.Nakaya

中谷芙二子《潟の太鼓》金沢中央公園 1982[参考図版]
NAKAYA Fujiko, Kata-no-taiko , Kanazawa Central Park, 1982 [Reference image] Photo©F.Nakaya

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