山形国際ドキュメンタリー映画祭2009より

キュレーターズ eye,未分類 — yebizo @ 9:55 PM

第1回恵比寿映像祭のリンク上映プログラム、9時間長編ドキュメンタリー
《鉄西区》でご協力をいただいた、山形国際ドキュメンタリー映画祭
(YIDFF)
に行ってきました。

1989年から2年に1回開催されてきたYIDFFも、今年で20年目。地元の根強い
声援のみならず、全国各地から映画を愛する人々がたくさん集まり、
8日間で122作品が上映され、たくさんのイヴェントやシンポジウムも
開催されました。

ネットワーク企画では、第1回恵比寿映像祭のトークイヴェントでご参加頂いた
松本俊夫さん
監修によるオムニバス映画のイヴェントが行われました。
オムニバス映画には、昨年のイマジネーション展の参加作家、狩野志歩さん
の新作もあります。

オムニバス映画「見るということ」上映とシンポジウム
10月13日(火)18:30(佐野画廊プレゼンツ/松本俊夫監修/
参加作家:加藤到、大木裕之、前田真二郎、奥野邦利、狩野志歩、稲垣佳奈子)

6人の映像作家が、「見る」をテーマに取り組んだ作品群。
文字通りの「見るということ」から、「見えないこととは?」「どのように観客
に見せるのか?」といったことに至るまで、アートフィルム、実験映像を
再考する上でも、新鮮な議論となったのではないでしょうか。
この企画は、現在出版を予定中とのことで、発売が楽しみです。

山形は各上映会後のアーティスト・トークも充実していて、会場を交えた白熱し
た議論、いろいろな山形マジックを体験することができます。
まだいらしたことのない方は、ぜひ2年後の開催に訪問してみてください。

「見るということ」シンポジウムから

「見るということ」シンポジウムから

「見るということ」集合写真から

「見るということ」集合写真から

「見るということ」集合写真に入りそびれた大木裕之さん

「見るということ」集合写真に入りそびれた大木裕之さん

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