プログラムPROGRAM

恵比寿映像祭2026
コミッション・プロジェクト

東京都写真美術館の新たな事業として、恵比寿映像祭2023 から始まった、日本を拠点に活動するアーティストを選出し、制作委嘱した映像作品を“新たな恵比寿映像祭” の成果として発表する「コミッション・プロジェクト」。恵比寿映像祭2026 では、前回特別賞を受賞した小森はるかによる特別展示を行います。また、映像表現に通じた国内外の審査委員 5 名によって、会期中に恵比寿映像祭2027 に向けて制作委嘱する4 名のアーティストをファイナリストとして選出し、発表します。

2025年特別賞受賞アーティスト

小森はるか

小森はるか

KOMORI Haruka

ファイナリスト決定(会期中)

上記展示と同時に、映像表現に通じた国内外の有識者5名からなる審査会によって、会期中に4名のアーティストを選出する審査会を開催し、その結果を発表します。

審査員

沖啓介 OKI Keisuke

メディア・アーティスト。多摩美術大学卒業。カーネギーメロン大学SfCI研究員(1997–1999年)。ポスト・ミニマル作品を発表する一方、ビデオギャラリーSCANの活動に関わる。第1回横浜トリエンナーレ(神奈川、2001年)、Transmediale(ベルリン、2008年)などに出展。第16回「美術手帖」芸術評論佳作入選、『Leonardo』(MIT Press)、『インターコミュニケーション』(NTT出版)などに執筆。

斉藤綾子 SAITO Ayako

映画研究者、明治学院大学文学部芸術学科教授。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)映画テレビ学部大学院博士課程修了、Ph.D.(映画学)。専門は映画研究、フェミニズム批評。共編書に『映画と身体/性』(森話社、2006年)、『映画女優 若尾文子』(みすず書房、2003年)、『可視性と不可視性のはざまで 人種神話を解体する1』(東京大学出版会、2016年)など。

レオナルド・バルトロメウス Leonhard BARTOLOMEUS

山口情報芸術センター[YCAM]キュレーター。ジャカルタ芸術大学卒業。2012年にruangrupa(後にGudskul Ekosistem)に参加、2017年にキュレーション集団KKK(Kolektif Kurator Kampung)を結成。近年はオープン・エデュケーションとコラボレーション・プロジェクトに焦点を当てた活動を展開し、海外でのインディペンデント・リサーチやプロジェクトも行っている。

メー・アーダードン・インカワニット May Adadol INGAWANIJ

ライター、キュレーター、ウェストミンスター大学教授(シネマティック・アーツ)、アーツ・アンド・メディア研究教育センター共同ディレクター。映画芸術の脱西欧化、脱中心化の歴史と系譜を研究。具体的には、東南アジアにおける前衛の遺産、現代美術やキュレーターの実践における潜在性や未来を創造する形態に着目し、東南アジア域内を含む様々な地域の映像作品、美術、インディペンデント映画の美学および流通を研究している。

田坂博子 TASAKA Hiroko

東京都写真美術館学芸員/恵比寿映像祭キュレーター。東京都生まれ。主な企画に「映像をめぐる冒険vol.5 記録は可能か。」(2012–13年)、「高谷史郎 明るい部屋」(2013–14年) 、「アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち」(2016–17年)、「エクスパンデッド・シネマ再考」(2017年)、「エキソニモUN-DEAD-LINK」(2020年)、「風景論以後」(2023年)、恵比寿映像祭(第2−16回、2009–24年)など。