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目を閉じた人々の顔が映る二つのモニターが重なり合い、キスを交わしているかのように見える。足元には絡み合うように無数のケーブルが広がる。情報時代のコミュニケーションがテーマの本作は、2017年にニューヨーク・ブルックリンのオープンスタジオで公開制作され、日本や世界各地で発表されてきた。2026年の新ヴァージョンでは、従来宙に吊られていたモニターがケーブルの海へと沈み、巨大なLEDウォールへと姿を変える。かつて“ 空に浮かぶ” 存在だった情報が、いまや私たちの足元を支え、現実に力を持つことを示唆するかのようである。恵比寿映像祭ヴァージョンでは、撮影ブースも設けられ、来場者が自身の顔で作品に参加できる仕掛けも加わる。
さらに3F 展示室では、現代美術の巨匠かつ写真コラージュの実験者デイヴィッド・ホックニーの〈Joiners〉シリーズへの、エキソニモによるオマージュである過去のiPhone アプリ作品《Joiner》を、現代の環境へとマイグレートするプロジェクトも展開される。
[エキソニモ作品が見られる場所]
恵比寿ガーデンプレイス センター広場
(撮影ブース:東京都写真美術館 2Fロビー)
コンセプト・イメージ・映像制作:エキソニモ(千房けん輔・赤岩やえ)
空間設計:QAI
構造設計:福島佳浩(合同会社 Graph Studio)
LED ビジョン:X Vision 株式会社
会場施工:HIGURE 17-15 cas 株式会社
技術協力:arsaffix Inc.
ケーブル協力:株式会社リサイクルパーク
サインデザイン:畑ユリエ
協力:NEORT
日時:令和8年2月6日(金)~2月23(月)10:00-20:00 最終日は18:00まで〈9日(月)、16日(月)休止〉
会場:恵比寿ガーデンプレイス センター広場 ※撮影ブース;東京都写真美術館2階ロビー
料金:無料

《Kiss, or Dual Monitors》2017 年(オリジナルヴァージョン)東京都写真美術館蔵