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長年にわたり小劇場界で活躍する、下北沢を拠点とする劇団ゴツプロ!が、この度海外の峸劇場と共同制作した新作《敬啓者》(拝啓、英題:Seven Letters)を日本で初公開する。日常風景を人間ドラマのように描写しながら、歴史と文化の複雑な関係性を演劇を通してあらためて問い直し、新たな形の対話の場を作り出す。
あらすじ
時は2016年に戻る。台北市北投の眷村(1949年の戦後に中華民国軍と家族が移住してきた人々の集落)の住民たちが移転を迎える前夜、実家の引っ越しを手伝うために戻ってきた台湾の青年「アボ」は、父の遺品の中から7通の手紙を発見する。父は若き日、「藤田」という日本人と文通をしていた。父は本当に米軍兵の親を持っていたのか、それともかつて日本に留学した台湾エリートだったのか――その出自の謎、そして戦後台湾と国際的な勢力の間で複雑に交錯し、消長を繰り返す関係が、この7通の手紙を通して少しずつ明らかになっていく。歴史の霧を払いながら、7通の手紙は国境と時空を越えてつながる、真摯な友情を浮かび上がらせる。
峸劇場
山峸製作設計や山峸古本屋など、台北市北投での長年の活動成果を引き継ぎ、2025年に設立。地域文化の推進を中心に活動する非営利組織。演劇祭やレジデンス、教育プログラムなどを通じ、地域と協働することで町づくりを実践する。
出演:塚原大助、周厚安
演出:何應權
脚本:沈琬婷
※首演製作:台北市政府文化局
日時:2026年2月6日(金)18:00–(トーク付き)
2026年2月7日(土)13:00–(トーク付き)
公演時間:60分
会場:東京都写真美術館1Fホール
出演:塚原大助、周厚安
料金:4,000円(前売 3,200円)
※詳細は「チケット」ページをご覧ください。