ドキュメンタリー写真家。ミラノと東京を拠点に、主にコミュニティやアイデンティティに焦点を当てた社会人類学的な問題に取り組んでいる。G/Pギャラリー（東京）、イタリア文化会館（東京）、国際交流基金（シドニー）、香港フリンジクラブなどで個展を開催し、シンガポール国際写真フェスティヴァルなど数多くのフェスティヴァルに参加。日本の先住民族をテーマにした長期的な写真プロジェクト「Ainu Neno An Ainu」は、2015年にPremio Voglinoの最優秀ポートフォリオ賞を受賞し、国際的に展示・出版された。同プロジェクトは、同名のドキュメンタリー映画プロジェクトに発展し、コレクティヴ「Lunch Bee House」と共同制作され、2019年に完成。現在は、ミラノ・ビコッカ大学がミラノ工科大学、RCAST/東京大学と共同で行う学際的な研究プロジェクトの普及のために、新作写真を制作している。
