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《meta dramatic 劇的》は、大木裕之が恵比寿映像祭2023 「第1回コミッション・プロジェクト」のファイナリストとして発表した作品である。「ドラマ」を外部や上位から捉える〈メタ〉の視点と、「劇的な出来事」としての表現を重ね合わせ、現実と虚構、映像とライヴ、社会と個人の境界が交錯する現代の状況を探究する。スクリーンに映し出される映像と、空間内で同時に展開される生身のパフォーマンスは相互に作用し、観客に全体を一つの体験として受け止めることを促す。7分×4ユニット、計28分の映像は、岡山のライヴハウス、PEPPERLANDで撮影された映像を基に多重化され、会期中に繰り返し行われたパフォーマンスとともに更新され完成した。本展示では、東京都写真美術館に収蔵された未公開の完成映像(20230326mix)を展示し、昨年逝去した大木の不在を通して、その作品や活動の意味をあらためて知る機会とする。