COMMISSION PROJECT

コミッション・プロジェクト 無料

大木裕之

2023年2月3日 - 2023年3月26日 10:00-20:00 (2月19日以降は18:00まで、木・金のみ20:00まで) ※月曜休館

東京都写真美術館 3F 展示室

恵比寿映像祭2023委嘱制作作品
meta dramatic 劇的 

大木裕之

《meta dramatic 劇的》2023年、ヴィデオ・インスタレーション ©2022 Hiroyuki Oki
Courtesy of the artist and ANOMALY

STATEMENT

ABOUT THE WORK

《meta dramatic 劇的》は、7分00秒のユニット4つで厳密に構築される28分の映像作品である。〈ライヴ〉の虚構/現実、〈言葉〉の虚構/現実、このふたつが、今の社会と個人の虚構/現実と混ざり合い、重なり合う。その危険と魅力の全体性を〈劇的〉にすることで、この作品は、有機的存在としての映像作品になるだろう。

〈メイン〉=シテ
大きめのスクリーンに映像作品《meta dramatic 劇的》が上映されている。天井から吊られた大きめのスクリーンは、〈ライヴ〉の主役である身体としての映像が映し出され、祝祭/儀式としての衣装のイメージで、黒いファーのようなもので縁取りされている。

〈サブエリア〉=ワキ
スクリーンと反対側の壁際に、畳と人工芝が敷かれた細長いエリアがあり、会期中のある日時に、パフォーマーがスクリーンと観客を見守るように、密やかな儀式として、静かに気を送るダンスをしたり、小さな音や声を発したりする。照明は当たっておらず、観客は、ライヴが行われている気配を背後に感じながらスクリーンの映像を見つめる。

Artist

PAST WORKS

《LTBTQ》(171224mix)2017年、HD、カラー、サウンド、6分41秒、Courtesy of the artist and ANOMALY

《哪木(ナム)》2004-2007年、DV、カラー、サウンド、70分、Courtesy of the artist and ANOMALY

《松前君の兄弟の神殿の形 1'》2006年、DV、カラー、サウンド、17分、Courtesy of the artist and ANOMALY

《HEAVEN-6-BOX》1995年、16ミリフィルム、カラー、サウンド、60分、Courtesy of the artist and ANOMALY

《松前君のメロディ》1992年、16ミリフィルム、カラー、サイレント、50分45秒、Courtesy of the artist and ANOMALY

《松前君の映画》1988-1989年、8ミリフィルム、カラー、サウンド、180分、Courtesy of the artist and ANOMALY

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