第2夜 広告と/の映像映像をめぐる7夜

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日本の新しい映像を切り開いてきたのは、常に時代の嗅いに鋭敏なCMの映像たちでした。
大衆的で、しかも前衛なるもの。
その時代、時代のCM制作者やカメラマンたちの「気負い」を多くのフィルムを見ながら、検証します。(小田桐) [*パンフレットより]

構成

(1)CMの始まり
(2)CMの映像を開いた3人の天才、俊才、奇才
〜杉山登志、松尾眞吾、内田健太郎
(3)映画からやってきた人たち
〜市川崑、高橋典、大林宣彦(坂本善尚)
(4)グラフィックスチールからやってきた開拓者たち
〜操上和美、国房魁、坂田栄一郎
(5)グラフィック・デザイナーの参入
〜宮原鉄生、草間和夫、里見征武
(6)グラフィックとの触媒を果たした高杉治朗
(7)広告代理店のCMプランナーとディレクターのコンビがつくる新しい映像
〜林靖夫と実相寺昭雄、三浦武彦と早川和良、岡康道と中島哲也
(8)CMのトップランナー
〜中島信也
*本プログラムの実現に際しては、社団法人日本アドコンテンツ制作者連盟(JAC) 若尾一彦様、松田佳美様、そして株式会社 東京企画様にご協力をいただきました。

小田桐昭

小田桐昭/1938年生まれ。
1961年に株式会社電通入社。日本のテレビCMの黎明期に立会い、以後ほぼ40年間、日本のCMの発展と共に過ごした。定年を前に退社し、一度は離れた広告界に、オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン(株)取締役共同会長、チーフ・クリエーティブ・オフィサーとして2005年に復帰。