展示

アンディ・ウォーホール

Andy WARHOL

「僕の映画は全部作り物なんだ。言ってみれば何だってある意味作り物だけどね。僕には作り物と本物のさかい目なんて分からない。」-アンディ・ウォーホール

ジャンル

展示

場所

3F

作品図版/画像
アンディ・ウォーホール
《スクリーン・テスト:岸田今日子》(1964) 4分
16mmフィルム、モノクローム、サイレント
!)2009 The Andy Warhol Museum, Pittsburgh, PA, a museum of Carnegie Institute. All rights reserved.
作家・作品プロフィール

アンディ・ウォーホール(1928-87)はポップ・アートを代表するアーティストである。商業広告のイラストレーターとして人気を博したのち、フォト・シルクスクリーン技法による絵画作品を発表、この技法は生涯を通じて彼の主要な制作技法の一つとなった。1963年にいわゆる「ファクトリー」と呼ばれる東47丁目231番地のスタジオに移ったウォーホールは映画制作に取り組み始める。1964年からは「ファクトリー」を訪れる様々な人々を被写体とした「スクリーン・テスト」シリーズの撮影を開始する。1970年代に入ると映画制作から距離を置き、ヴィデオカメラを日常的に使い始めるようになり、やがてTV番組の制作にも関わっていった。


ドローイング、ペインティング、写真、映画、ヴィデオ、TVなど幅広い形式の作品を制作したウォーホールだが、「僕の望みはアート・ビジネスマンとかビジネス・アーティストであることだった」という言葉の通り、彼のメディウムはマス・メディアと消費社会、そして資本主義そのものであったと言えるだろう。

展示期間

2月20日(金) - 3月1日(日)

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