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アーサー・カントリル、コリーヌ・カントリル

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アーサー・カントリルは1938年、コリーヌ・カントリルは1928年生まれ。1960年以来共同で映画制作を行なう。作品を通じて、フィルムの光化学的特性、知覚の詩学【知覚の詩学:ルビ:ポエテイクス】、オーストラリアの風景を追求する。「ライブ」映画と「拡張」映画の双方で膨大な作品を制作し、アヴァンギャルド映画雑誌『カントリル・フィルム・ノーツ』(1971-2000年)を刊行。高い評価を受け、国際的にもオーストラリア芸術の「長老」として知られる。

上映

オーストラリア・アートフィルム史

アザーフィルムは、オーストラリア・アヴァンギャルド映画の歴史と現状を概観する2つのコンピレーション・プログラムを上映。不規則に明滅する栄光に彩られたアヴァンギャルド映画の全容を紹介する。 オーストラリア・アヴァンギャルド映画史の特徴は、風景、疎外、知覚といった主題の形式的追求にある。作品自体は同時代の欧米の映画作家たちと交流があったものの、実験映画作家の多くは外界から隔絶された環境で制作を行ない、スプリットスクリーン、マット処理、オプチカル・サウンド、コラージュアニメーション、カラー分解などの光学的技術を使って高度な実験を行なってきた。風景や形式的前提を出発点とする本プログラムの作品には、60年代初頭から90年代にかけてのオーストラリア・アヴァンギャルド映画の特徴であるイコン的美学や革新的なアプローチが反映されている。

ジャンル

上映

場所

1F

作品図版/画像
ドゥサン・マレク《アダムとイヴ》
1962年/16mmフィルム、カラー、サウンド/10分/オーストラリア
作品図版/画像
デヴィッド・ペリー(ユビュフィルム)《ハーフトーン》
1966年/白黒、オプティカル・サウンド/1分/オーストラリア
作品図版/画像
アルビー・トマス《男と彼の世界》
1966年/カラー、サウンド/1分/オーストラリア
上映日時

2009年02月22日(日) 19:00~

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